みなさま、こんにちは!
今回、㈱グラフィック社様が出版している『デザインのひきだし』に平版で薄紙の印刷ができる印刷会社として弊社が掲載されました!

過去にも数回、弊社が印刷したサンプルなどを収録させていただいたことはあったのですが
なんと今回は取材に来ていただき、6ページにわたって掲載していただきました!
それでは早速中身の方を紹介させていただきます!
1.そもそも薄紙ってどこから?
まあ、薄紙と称しても人の感覚によっては厚いと感じたり薄いと感じたり様々だと思います。
JISの規格のうちの「No.6014 薄葉印刷紙」では薄葉紙の坪量(1㎡あたりの紙1枚の重量)は40g/㎡以下(四六で約34㎏)とされています。
ちなみにみなさまがよく手にするであろうコピー用紙なんかは64~68g/㎡程度になります。
弊社で印刷 が可能なのは表裏4色なら最薄で37g/㎡(約32㎏)、表裏2色で30ℊ/㎡(約25㎏)となります。
色数、デザイン次第にはなりますが一般では難しいとされている薄紙の印刷の対応が可能になります!
2.なんで薄紙を印刷するのが難しいの?
薄紙を触ったことがある方なら想像がつくかと思いますが、薄紙というのは結構めくりにくい印象がありますね。
原因は「静電気」です。
基本、紙は静電気が発生しやすいですから紙同士がくっついてしまい、うまく一枚ずつ入っていかないのです。
また、紙は湿気にとても弱いので、どうしても紙が伸びてしまいます。部屋の湿度・温度を調節しないとすぐ紙がダメになってしまうので弊社では湿度や温度の管理は徹底しています!
他にも、インキに関して濃度が高いとどうしても裏抜け(紙の裏側までインクが浸透してしまう状態)がしやすいので印刷機を動かすオペレーターはそういうところも管理しながら印刷をしているのです!
3.加工も薄紙まで対応可能!
弊社ではサイト内でもご案内している通り、薄紙での中綴じ・折り加工まで対応が可能です。中綴じなら最薄30ℊ/㎡まで対応が可能になります。
また、薄紙ならではになりますが中綴じをした後に2つ折り加工や直角巻き3つ折り加工なども対応が可能です
近年では、郵送代の値上げが話題になっていますがこういった重量・厚みの問題も薄紙で解決できるかもしれません。
また、市販の飲み薬などを買うと必ず入っているあの添付文書のような小さく折る加工(ミニ折)も対応が可能です!
給紙テーブルはA4並列4面サイズにも対応、仕上がりA4の巻4ツ折り・巻巻4ツ折りも加工ができます
弊社には『デザインのひきだし』の編集の方々に「薄紙様」と呼ばれていた折りのプロフェッショナルがいますので安心してお任せください!
もっと詳しく知りたい方はこちらをクリック!↓↓↓↓↓↓
品質管理 製本部門 | 薄紙カラー印刷年間600件以上 薄紙印刷専門サイト | カワセ印刷株式会社
4.『デザインのひきだし55』で薄紙の魅力をぜひ、、!
これまで薄紙印刷の難しさについて語ってきましたが、大体こんな感じの内容が『デザインのひきだし55』に掲載されています!
現場の人間だからこその受け答えや弊社の工場の様子なんかが写真などで意外と細かく掲載されていますので気になる方はぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?
もしかしたらこえだがこのコラムで語れていないような魅力があったりするかもしれません
また、過去にも数回掲載されたことがありますので気になる方はこちらもぜひ!
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薄紙って魅力的!!
いかがでしたでしょうか?
包装関係を薄紙に変えたい。添付文書で薄紙を使用したい。
ページ数が多いので薄紙で厚みを減らしたい。
重量の関係で紙を薄紙で対応したい。などなど、、
意外と薄紙は日常に潜む小さな悩みを解決してくれる優れものです
薄紙の印刷・加工でお困りの方がいらっしゃいましたら是非お気軽にお問い合わせくださいませ!
(文 藤木 柚稀)
藤木柚稀
見た目は華奢で、通称こえだちゃんと呼ばれるも心は大木(たいぼく)
持ち前の明るさとガッツでお客様をハピネスにする特技を持つ
舞浜で犬も歩けば、こえだに当たるという程のディズニー信奉者
趣味はディズニー、カメラ、楽器演奏、一人旅。
我が社の最年少ニューフェイス