S社 生産管理担当者様
薄紙カラー1600ページカタログの御相談をいただきました。昨年度までは、輪転印刷で作成されていましたが、ひじわ(オフセット輪転印刷機において、ドライヤー加熱の影響により発生するちりめん状の用紙のしわ)が出てしまうため、今年度より、平判印刷で対応できないかと相談されたとのことで、対応出来る工場を探されていたところ、東京薄紙印刷にご連絡頂きました。(37g/㎡まで4C印刷対応できます)
内容としましては、微塗工用紙(オーロラSダル)40g、4c/4Cの印刷1600ページ【FSC】の案件でした(FSC認証、グリーンプリンティング認定工場)。薄紙の輪転印刷で使用する巻き取り用紙を平版用に断裁し使用する場合、様々な問題が起きることが多いのですが、テスト段階からお客様と製造部と何度も相談を重ね、用紙サイズを特寸に断裁し支給いただくことにより、印刷機に設置されているダックエンジニアリング社製インライン検査カメラとオペレータによる刷本検査を徹底し、印刷時インクジェットでナンバリングできたことにより、発生したすべての不良刷本を管理し、抜取り、高品質な刷本を納品することが出来ました。
お客様から、
対応出来る会社がなく困っていたとのことで、「この案件は、対応できる会社がないと思う。大変助かりました!」と大変喜んでいただきました。
順調に2回目のご発注も頂戴しております。
文:萩倉みゆき