B印刷株式会社 営業ご担当者様
今回は印刷会社の営業担当者様から、ご発注いただいた再版案件の包装紙のお話です。
紙は純白ロール30g/㎡(四六判26㎏=A判18㎏)とかなり薄い紙で、ここまで薄い紙を印刷できる印刷会社様は、世の中広しといえどそんなに多くはないのではないかと思います!
って、今回は薄い紙の印刷が得意なことをお伝えしたいわけではありませんでした(笑)
お客様からお褒めいただいた内容に入らせていただくと、薄い紙の印刷技術の部分というよりは、その後の加工~ご納品の部分のデータ管理についてでした。加工自体は包装紙によくある化粧断裁で、弊社にご発注いただいた印刷会社様の先には当然エンドのお客様がいらっしゃって、印刷~加工~エンドのお客様へのご納品まで、一括でご発注いただいているということもあり、前回ご納品時に何部でクラフト包装したのか、包装後のラベルを貼る位置(天面貼りか側面短辺貼りか等)はどこだったか等の細かな情報までは、お客様の方でも残っていらっしゃらない(再版案件のため、ご発注いただいた印刷会社のご担当者様もエンドのお客様にはお聞きしづらい)ようでした。そこで、前回ご発注いただいた際に、加工(及び納品担当)現場にどのように指示していたかを受注データ(加工指示データ)から遡り、「前回ご納品時は、○○部でクラフト包装、ラベルは天面1か所貼りでご納品しておりました」お答えしたところ、「前回その形態で納品して特に問題等なかったから、前回同様それで進めて」とご指示いただき、
「他社に一括外注する際の納品時の情報までは、詳細まで残ってないこともあるので、大変助かった!」
「包装枚数やラベルを貼る位置までデータで残しておいてくれて、助かった!(お客さんに聞かずに済んだよ)」とお褒めのお言葉をいただきました!
印刷時の濃度管理はもちろんのこと、上記のように細かな前回情報もデータとして、保管しておりますので、安心して弊社に一括でのご発注(印刷~加工~ご納品まで)をご検討ください!
文:梅津純一